12/1に筑紫珠算競技大会が行われました。この大会は各々にスポットを当ててもらえる大会で団体競技はなく個人で賞を取ればとった分だけ結果を表彰していただけます。
小学1・2年生の生徒さんは6~10桁の読上げ算についていけず手が止まってしまいますが、学年が上がるごとに大きい桁も入れられるようになってくるので
1年して子供達の成長を実感できます。競技問題は解きやすい問題ですが満点をとらないと決勝に進む事ができません。簡単と心に油断があると、ふだん満点をだすお子さんでも決勝に進めず悔しい思いをします。また決勝で早くタイムをだしたにも関わらずミスをして優勝を逃した生徒さんもいました。
でもそのような経験は次回本人も心に留めて大会に臨んでいるので意識して早く、正確に結果をだし、優勝する事につながります。
今回読み上げ算、読み上げ暗算の入賞が増えた事は教室の平均が上がっていることと何よりも嬉しい事でした。
指導をしていますと、様々な生徒さんに出会います。ゆっくりではありますが、一つ一つ丁寧に問題をこなし確実に力をつけるタイプのお子さん、ものすごく能力が高いのですが、集中力が続かず…あの手この手で色々な事をさせながら少しずつ集中できる時間を伸ばしていくタイプのお子さん、お子さん一人一人に課題がありその課題をクリア出来るように指導して大会や検定などでその課題がクリアできた事を見る事ができた時は本当に嬉しいものです。
結果がでない時ほど苦しいものはないのですが本人がどうしたらそれを乗り越えられるだろうと考えぬく事で成長を垣間見る事ができます。
そろばんは毎回計測して時間内に終わらせる訓練を行います。物事を早く正確に処理する能力は社会にでたら役に立つ能力です。
小さい頃から鍛錬して、我慢強く生き抜く力をそろばんを通して身につけて欲しいものです。