そろばんは珠をはじくことが基本です。しかしそろばんの競技の中には暗算、読上げ算という種目があります。中でも読上げ算は記憶が勝負の種目です。読み上げられた数字をそろばんにおいていきます。よまれる数字を入れていくだけという簡単そうに感じますが、実はそうではないのです。10と聞いて10万なのか10なのか最後まで聞かないと位がわかりません。位がわかった瞬間、その桁に数字を入れていかなければなりません。読まれる数字を残像のように頭に残しながら指を動かし、次に読まれる数字をさらに覚えてはじくというとても器用なことをこなすのです。弾くスピードが速いお子様でも、数字を入れ間違えると戻らないといけません。戻るなんて・・・と思うのですが、残像かしっかり残っているお子様は戻って弾きなおすことができるのです。暗記力と瞬発力この2技能が鍛えられる読上げ算、是非得意になって欲しいです。さくらそろばん教室のお子様は読上げ算が好きなお子様が多いです。紙上の問題よりきっと楽しいのでしょう。